上顎総義歯の吸着

義歯・入れ歯

しのはら歯科医院では、総義歯を作製する場合、今使っている義歯を複製して、複製したもので型取りをする特殊な技法を使っています。

通常、既製品の型取りトレーを使いますが、やっぱり既製品。だいたい合うけどピッタリは合うはずもありません。義歯の型取りは仕上がりに直結します。

その点、現在使っている義歯をつかって型取りすれば、自分の口の中にピッタリ合ってますし、その他にもメリットがいっぱい!

 

通常の作り方

型取り→噛み合わせの決定→歯並び等の確認→完成

このやり方だと、一から全て作っていくので大変手間がかかります。

皆さんが大変な思いをしなければならない、あの型取りをしなくてはいけません。

噛み合わせの決定も、今まで使っていた義歯は参考にしません。なので、歯科医師の技量に委ねられます。

歯並びも、技工士さんがこんな感じ?とだいたいで作ってきます。技工士さんは口の中を見ていませんし、今までどんな義歯を使っていたかも知りません。

 

しのはら歯科医院の総義歯の作り方は

義歯の複製→複製した義歯をつかって型取り→歯並びの確認→完成

当院のやり方も治療回数は変わりません。ですが、保険・自費に関わらず、高い精度で型取りをするので義歯の仕上がりも高い精度で完成してきます。

まず、お口の中で型取りをしません。(残っている歯を口の中から取り出すのは不可能なので、噛み合わせの歯の型取りはします。)総義歯をお預かりして、バックヤードで型取りをし義歯を複製します。

次に、複製した義歯をつかって型取りをします。通常の型取りでは、アルジネートという皆さんが想像している型取りの材料ですが、複製義歯を使った型取りの場合はシリコーンで型取りをします。少量で済むので気持ち悪さも半減します。

歯並びの確認ですが、複製した義歯を技工士さんにお渡しして作ってきて貰います。今使っている義歯の噛み合わせの高さをそのまま再現することで、違和感を減らすことができます。また、複製した義歯で現在の歯並び、義歯の大きさなど、様々な情報を技工士さんは得ることが出来ます。

 

(シリコーンで型取り)

 

(現在使っている義歯の再現された、歯並び、歯の大きさ、噛み合わせ)

 

 

そうやって、完成した義歯は私の宝物です。合っている義歯は患者様の人生を変えてくれます。患者様の人生が豊かになることをお手伝いできる喜び、歯医者冥利に尽きます。

 

動画こちら↓

IXPC3214

 

 

 

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