脱・金属の詰め物!いざ、白い詰め物へ!
当院は出来るだけ白い詰め物を選択し、金属の詰め物を極力お口の中に入れない努力をしています。
当院が金属の詰め物を嫌うにはもちろん理由があります。
- 金属の詰め物の脇から虫歯になりやすい
- 虫歯になってもレントゲンにも写りづらいので発見しずらい
- 審美的に美しくない
- 治療回数が多い
- 金額が高い
など、様々な理由があります。
では、なぜCRがあまり普及しないのでしょうか?
ずばり、大変だからです。そして保険点数が低いので、医院の収益につながりにくい事も大きな要因だと思います。
しのはら歯科医院では、常に患者様の事を第一に考え治療計画を考えます。H30年度の金属の詰め物(In:インレー)は全部で10件未満でした。ほとんどが手間をかけてでもCRを選択した結果だと思います。
どんなときでも患者様にとって最良な治療を提案し、患者様の納得いった治療がベストな治療だと考えています。
今回は保険の金属の詰め物からCR(コンポジットレジン)と呼ばれる詰め物をしました。これも保険治療です。
金属の詰め物が入っている最初の状態です。なんの問題も無いように見えます。
白い綿は麻酔をする際に少しでも痛くないようにと表面麻酔を塗っている所です。
金属の詰め物を外しました。金属の中で真っ黒な虫歯になっています。
虫歯を取っていくと、かなり深い位置まで虫歯になっていました。虫歯が神経まで到達するのも時間の問題です。
虫歯を染め出しながら慎重に虫歯を取っていきます。
虫歯が深かったので神経を保護するお薬を付けます。
最後に詰め物をして、形を整えて完了です。