食事の時間と虫歯の関係について

虫歯治療

皆さん、ご飯を食べた後、歯ブラシしてますか?

この歯ブラシと同じくらい重要なのが、食事をする時間帯と回数なのはあまり知られていません。

キーワードは「歯の石灰化」です。

キシリトールのガムのCMで「歯の石灰化を促します。」

こんなうたい文句、聞いたことありませんか?

ではちゃんと考えてみましょう。「歯の再石灰化」とは何だろう?

ほとんどの人が頭の中に??が浮かぶと思います。

これは食事をすると歯のカルシウムの成分が溶け出し(脱灰)、しばらくすると歯に戻ってくる(再石灰化)事を言っています。

「歯の再石灰化を促します。」=「溶け出した歯のカルシウムを歯に戻すのをお手伝いします。」というわけです。

脱灰が進み、カルシウムが溶け出してスカスカになった部分に虫歯菌が定着することで初めて虫歯!になります。

なので脱灰がが進まなければ虫歯にはなりません。

でも人間、ご飯を食べないと死んじゃいます。ここで重要なのが「食事の時間帯と回数」です。

3食+おやつの時間を、9時12時15時18時とすると一回の食事の間に3時間のインターバルがあります。これが虫歯予防にとても重要!次の食事までなるべく多く時間を空けることで歯の再石灰化を促す時間が多くなります。

では、だらだら食べるとどうなるでしょうか?3食+おやつの間につまみ食いをしてみます。すると9時10時12時14時15時16時18時20時22時、こんな感じで食べていると、食事と食事の間が短すぎて、歯の再石灰化をする時間が確保できません。

意識を変えるだけで簡単にできる虫歯予防、是非今日から始めてみて下さいね。

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